2024年1月9日(火)(晴れ)
皆さん、明けましておめでとうございます。2024年の年頭の挨拶を申し上げます。
日本では、元旦から大地震や航空機事故に見舞われ、驚きの2024年のスタートとなりました。
私自身は年末年始休暇を活用し、海外におりましたが、インターネットで日本の悲惨な状況を知り、驚きとともに、震災等により被災された皆様とそのご家族に対し改めて謹んでお見舞い申し上げます。
事後処理など大変かとは存じますが、一日も早いご再建をお祈り申し上げます。
2024年におきましてはコロナからの脱却での生活を進展させることを心から願いますが、世界では中東情勢、ウクライナ戦争、台湾など地政学の面でも激動が続いております。今年は、台湾総統選挙・米国大統領選挙などの大きな節目があり、今後の地政学的な世界の動向を注視する必要があると思います。経済も、欧米のインフレの落ち着き、中国経済の立ち遅れなど、地政学と併せて新たな方向性がでてくると思います。
加えて2024年の社会動向に目を向けると、物価高と人材不足、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)の具現化「競争力を高めるDXと同時に、求められる持続可能性、SXという新たな視点からのビジネス変革」、生成AIがもたらす知的生産革命、少子化対策、人口動向と地方の活性化、人権尊重の経営等様々な課題の克服と変革が求められています。
課題の克服や変革にはデジタルが必須となりますが、それだけでは難しいと思います。デジタルの価値を使いこなし、事業や経営に活かし、世の中に貢献するという人間としての考え方(マインド)や組織の振る舞いの変革が必要です。
さて、当社では昨年12月には4年ぶりにリアルでの全社忘年会を開催することができました。
マーケティングやコミュニケーション活動においてハイブリッド開催が多く占める中で、社員一人一人はもとより、今年4月入社予定の内定者のうちの6名、そして昨年入社した10名のキャリア入社の方々と顔を合わせて同じ時間を過ごすことができて大変楽しいひと時でした。
当社におきましては、今年2月から第37期が始まります。まだまだ不確実性の高い外部環境であることは否めませんが、最優先課題として人材規模の増大、既存顧客の維持・拡大と新規顧客の獲得による人材・顧客の裾野の拡大、そして社員の賃金上昇の具現化を図ります。
不確実性の高い経営環境の中で、自らの強みを如何に見いだし、世のため、人のため、そして自身のために役立てていくかをしっかりと見据え、Pro-SPIREの社会的任務である「新たな情報価値の創造を通じて社会にCustomer Surprise(夢と感動)をもたらします。」というミッションを社員全員で共有しましょう。
親会社であるネオジャパン社との連携を含めた第37期の経営基本方針を含め、詳細については2024年2月9日の「第37期キックオフミーティング」で説明しますが、互いの経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)を有意義に活用することで、様々なステークホルダーに対して、最大のリターンをもたらすこと。そしてWin-Winの関係を築き上げることによって、両社ともに、社会における持続的成長と発展を成し遂げていこうという想いを共有しています。
そして、ネオジャパン社の掲げる「環境(E)や社会(S)、ガバナンス(G)の観点から持続可能なオペレーション並びにサプライチェーンを追求するとともに、自社サービスの提供による新たな価値の創造により、SDGsに代表される社会課題の解決に貢献すべく事業活動を展開していく。」という取り組みにも積極的な連携を図る所存です。
2024年今年の干支は辰年です。辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれています。
また、たつ(竜、龍)は十二支の中で唯一空想上の生き物で、権力や隆盛の象徴であることから、出世や権力に大きく関わる年といわれています。
辰年は、今まで以上に「活力旺盛」になって、大きく「成長」する年にしましょう。
そして、忘れないでほしい。どんな時でも仕事は
「Feel Good ⇒ Good Result!!」
結びになりますが、この2024年が社員の皆さんとご家族にとって、実りの多い幸せな1年となることを心から願いまして年頭の挨拶と致します。
以上
代表取締役社長 長田ゆかり