2016年8月17日(水)(晴れ)
東京は台風の影響が過ぎ去り、うだるような暑さです。(´∀`;)
「南仏・南伊旅行その1(NICEへ)!!」からの続きです。
8月4日(木)(快晴):2日目
「プロムナード・デ・ザングレ沿いに立つホテル全景。目の覚めるような青空です。プロムナード・デ・ザングレは「イギリス人の遊歩道」という意味だそうです。」
本日の午前中は、プライベートガイドをお願いして、ニース市内とエズ村などのコート・ダジュール観光をする予定です。
コート・ダジュールとは紺碧海岸を意味するそうです。
ガイドさんとは9:00にホテルのロビーでおち合う約束をしています。
日本人の「イノウエ」さんというおじさんでした。
本来は毎年この時期になると、ガイド業は繁忙期だそうですが、今年はあのテロの影響で観光客が激減だそうです。
「最初に連れて行ってもらったのは、旧市街にあるマルシェ(朝市)。上の写真のような花屋もあれば、真ん中の写真のようなサラミを丸ごと売っている店。下の写真のトマトの形は日本とちょっと違いますね。そのほかにもはちみつ、マルセイユ石鹸などなどいろいろなものが売られていました。食べ物は試食させてくれるので、ついつい財布の紐がゆるみます。」
「南仏産のワインの店。蛇口から直接ワインが出てきます。」
「裁判所」
「面白い形の図書館」
「シャガール美術館。入場料7.5€/人。入口でパスポートを預けると、日本語音声ガイドを貸してくれます。」
「シャガール美術館は、シャガールが、自身が描いた聖書メッセージである旧約聖書の創世記をテーマにした絵画シリーズ17作を寄贈したことにより誕生したそうです。なるほど、音声ガイドの内容もちょっと宗教的!!」
「シャガール美術館に併設されている音楽堂にある「天地創造」を描いたステンドグラス。青はニースの海を表しているそうです。」
「エズに行く途中、テロの犠牲者を偲んで、多くの花束がまとめて手向けられている場所が1か所ありました。心が痛みます。」
「コートダジュールですから紺碧の海岸、その名の通り、紺碧の海岸線が続きます。「天使の湾」と言われているそうです。」
これから車でエズに案内してもらいます。
エズは地中海を見下ろす海抜427mの岩山の上にあり、まるで鷲の巣のようであることから「鷲の巣村」と言われているそうです。
「結構な階段と坂道をヒーヒー言いながら登りました。5月に行った台湾の九份を思い出します。中世の面影を残す街並みと石壁の家々が綺麗です。頂上からの地中海の眺めも素晴らしかったです。」
本日は朝食抜きでしたので、おなかがペコペコで、下で待っているガイドさんとの約束時間前に駐車場に降りてきてしまいました。
ガイドさんおすすめのランチレストランはLa Merenda(ラ・メレンダ)という店。
ガイドさん曰く、電話がないので直接お店に行って予約を取るか、直接行って運がよければ座れるんだそう。
一か八か連れって行ってもらうことに・・・
「ガイドさんにフランス語で席があいてるか聞いてもらったら、直接予約に来た客が5分たっても現れなかったら、ワタクシ達に席を譲ってくれるそう。」
お客さんが来ないことを祈り、じっと5分間店の外で待ちました。
ここでガイドさんとはお別れです。
5分後、ラッキーにも予約したお客さんが来ず、お店に入れました。
La Merendaは旧市街地にありますが、観光客狙いのお店ではないようです。
メニューも黒板に書いてあるだけだし、クレジットカードも使えません。狭いし、椅子は小さくて座り心地もよくありません。
「ラタトゥイユ」
「ズッキーニの花のフリット」
「プティ・ファルシ。トマトや玉ねぎといった野菜の肉詰め」
「トマトやジャガイモなどの野菜と臓物系?の煮込み?スープ?最後までわかりませんでした。でも美味い!」
「バジルのパスタ」
冷たいビールや白ワインとともに、これらを3人でシェアしました。どれも、めっちゃおいしかったです。
(^-^)
大満足で、歩いてホテルに戻り、ビーチタイムです。
「ニースの海岸は砂ではなく、小石がごろごろしているので、サンダルをはいていないと、足の裏が痛くて、歩きづらいです。海の水もやや冷たい。
*1 彡」
でも、皆ワインクーラーに入れた冷えたシャンパンを飲みながら、日光浴や海水浴を楽しんでいました。
これぞリゾートって感じ!!
この後は、しばらく部屋で休憩。
20:00に、タクシーで予約していた夕食のお店les deux canailles(レ ドゥ カナイユ)へ。
レストランはマセド広場の近くにあります。
何よりドレスコードがないのが気楽!(pq*´∀゚)
「les deux canailles(レ ドゥ カナイユ)。体の細い日本人シェフが経営するこちらのお店、スタッフの方も日本語が上手なので、メニューの選び方も日本語が通じて安心でした。」
お料理は2種類のコースのみ。
ワタクシ達は料理に合わせたワインを3種類ソムリエが選んでくれて、少しづついろいろなものを頂ける100€(約12,000円/人)のコースを頼みました。
「焼き玉ねぎと人参のムース、蟹と生ハム、メロンの前菜」
「フォアグラのテリーヌオレンジソース、かりかりブリオッシュ添え」
「鯛とロブスターの魚料理」
「仔牛のステーキ、ミディアムレア」
「デザートのチョコエクレアとフルーツコンポートの上にリンゴのソルベ」
とてもシンプルで素材の味を生かしたおいしいフレンチのフルコースでした。
「すっかり日が暮れた、夜のマセド広場」
明日はモナコに行きます。
「南仏・南伊旅行その3(モナコ)!!」に続きます。
*1:+_+